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ペットショップなどで仔犬を買った時、言われませんでしたか?
『フードはふやかして与えてください』と。

ふやかして与えるのは消化吸収も良く仔犬にとっても食べやすくとても良いことです。
小型犬であれば1kgのパックがなくなる頃から1週間くらいかけて徐々に添加する水を減らしてカリカリのフードに移行してあげましょう。

ふやかすという作業、実は間違ったやり方をしている人が多いです。

1 15分熱湯でふやかした後、与える。
熱湯でふやかしますと消化酵素やビタミン、ミネラルがほとんど失われ本来のフードの機能を果たさなくなります。消化酵素もビタミンも50℃ほどで壊れていきます。消化しやすくやってるグルテン類も変質してしまい軟便になったり便が増えたりします。栄養が偏って低血糖を起こしやすくなります。

2 ふやかし終わった後に余る水を捨てる。
溶け出した栄養分が含まれますので捨てれば栄養も捨てる事になります。せっかく栄養バランスの良いプレミアムフードを与えていても安かろう悪かろうの粗悪品と変わらなくなってしまします。フードの1.5倍量の水で十分ふやけます。なるべく余らすことなく調整しましょう。

3 作り置きする。
冷蔵庫で作り置きできてもせいぜい一晩もしくは半日でしょう。お腹に良いとされるビフィズス菌や乳酸菌が入ったふやかしたフードは時間とともに過剰に菌が繁殖して特に傷みやすいです。仔犬のうちは抵抗力がないのですぐにお腹の調子を崩します。特に夏場は気をつけてください。冷蔵庫でも過信してはいけません。


健康な小型犬、中型犬の仔犬なら吸収率の良いフードを与えていれば2回の食事でも十分です。低血糖になるからと食事を3回にしたり寝る前に栄養剤を与えたりする必要はありません。今のプレミアムフードと呼ばれる物は良くできています。
ただし、遊ばせすぎたり構いすぎたりして疲れさせると低血糖になりやすいです。仔犬のうちは一日17時間~20時間は寝ています。エサを与える前に少し遊んであげる程度にしておきそっとしてあげましょう。

例として朝7時と夜7時の2回の給餌にするとします。
エサを与えたらお皿を洗ってフードを量り水を加えて冷蔵庫に入れ、与える時は10分前に40℃ほどのお湯にお皿ごと湯煎して与えます。
40℃のお湯で10分湯煎して与える頃には程よい温度になっています。

『熱湯でふやかして与えてください』と指導するペットショップやブリーダーが居ましたら、あまり聞かない方が良いでしょう。



 

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